ハローストレージは全国に1,981物件・97,011室を展開するトランクルームサービスです。(2021年9月時点)最短3分でWEB・電話で申し込むことが可能で、「家庭用」「企業用」のどちらの用途でも利用することができます。
しかし、ハローストレージのトランクルームの利用を検討している方の中には、「保管状況は大丈夫?」「料金は高くないの?」などの不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ハローストレージの実際に利用している方の評判・口コミに加えて、ハローストレージを利用するメリット・デメリットをまとめ、それぞれ詳しく解説していきます。利用を検討している方はぜひご参考ください。
ハローストレージの特徴、サービスの概要や他社との違い
- サービス名:ハローストレージ
- URL:hello-storage.com
- 会社名:エリアリンク株式会社 (英文社名:AREALINK CO.,LTD.)
- 所在地:東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル20階
- 設立:1995年4月
- 資本金:6,111,539千円
- 代表者:林尚道
ハローストレージは、2021年9月時点で全国に1,981物件・97,011室のトランクルームを展開しているトランクルームサービスです。エリアリンク株式会社によって運営されており、トランクルームの事業者としては比較的に長い期間にわたって運営が行われています。
ハローストレージのサービスは大きく下記の4つのタイプに分類されます。
- 屋内型トランクルーム:24時間利用可能な屋内型のトランクルーム。セキュリティ完備。
- 屋外型トランクルーム:海上用のコンテナを利用。車での横付けも可能。
- トランクハウス24シリーズ:一軒家型のトランクルーム
- バイク専用トランクルーム:バイク専門のトランクスペース。BOX型・屋内型・屋外型から選べる
このように、利用者のニーズや預ける荷物の種類に合わせて荷物の保管方法を選べる点が特徴的です。WEB申し込みに加えて電話で依頼ができる点も、ネットでしか依頼ができないサービスも増えている中、他社との差別化が為されているポイントと言えます。
ハローストレージのメリット
ハローストレージのメリットについて詳しくみて行きましょう。
業界大手のトランクルーム
ハローストレージは業界大手の「エリアリンク株式会社」が運営しています。1995年の創業から、2003年には東証マザーズへ上場(のち2020年に東証第二部に変更)、トランクルームの事業者としては非常に大きな会社が運営していることがわかります。
全国にたくさんトランクルームの倉庫がある
業界大手であるため、北海道から九州まで、全国に非常に多くのトランクルームの倉庫が用意されています。他社では需要の見込みやすい都心部が中心になっていることがありますが、エリアリンクでは積極的に投資家から資金を集め、大規模なトランクルームのエリア展開が行われています。
荷物の集荷・配達サービスがある(有料)
多くのトランクルームサービスでは、利用者は自分で荷物を運ぶ必要があったり、逆に自分で持っていくことができないことがあります。
ハローストレージでは、自分で運ぶこともできるうえ、別途料金を支払うことで配達まで任せることが可能です。利用者のニーズに合わせて自由度が高い点は、他社とは違うハローストレージの大きなメリットと言えるでしょう。
ラック販売・組み立てサービスがある
ランクルーム内で荷物を置く際に使えるラックを契約時に購入した場合、ラックの搬入と組み立てを無料で起こってくれます。ただし、対象エリアは東京・千葉・神奈川・埼玉のみで、徐々にエリアを拡大予定です。
ネット・電話、どちらでも申し込みや契約変更が可能
インターネットの発達により、スマートフォンから気軽に申し込めるサービスが増えています。しかし、ログインID・パスワードを忘れてしまったり、普段ネットを使いなれていない方にとって、ネットからしか契約変更ができない点はデメリットと言えます。
ハローストレージではネット申し込みはもちろん、電話連絡にも対応しています。ネット以外の連絡手段を持っておきたい方にとってはメリットとなるでしょう。
ハローストレージのデメリットや注意点
次にハローストレージのデメリットについても詳しくみて行きましょう。
初期費用・更新費用がかかる
ハローストレージでは、契約する際に初期費用が掛かります。他社でも初回2か月分の利用料を支払泣ければならないケースがほとんどですが、ハローストレージでは事務手数料やセキュリティ登録料などの追加料金がかかる点に注意が必要です。
- 使用料:当月分の使用料(日割)から、翌月分までの使用料
- 管理費:当月から翌月分まで
- 事務手数料 使用料の1ヶ月分
- 鍵代:屋外型トランクルーム(4,400円)・屋内型トランクルーム(3,080円)※物件による
- セキュリティ登録料 1,100円(屋内型トランクルーム)
ハローストレージは1年契約となり、解約の連絡がなければ自動更新になります。更新月に、更新料として使用料の0.5か月分の料金がプラスされることも注意しましょう。
短期の契約でも事務手数料が必要
ハローストレージは1~2か月などの短期利用の場合でも事務手数料などの初期費用がかかります。長期の方と料金が変わらないため、短期利用の場合には割高になってしまう点に注意が必要です。
屋外コンテナには空調がない
トランクルームには空調完備の「屋内型トランクルーム」と、空調のない「屋外型コンテナ」の2種類があります。屋外型の場合には空気の入れ替えや温度管理が行われないために、中に入れた荷物が傷んでしまう可能性があることに注意が必要です。
特に郊外エリアでは屋外型コンテナの数が多くなっています。料金は安くなるものの、預ける荷物の種類によって使い分けが必要になることもあるでしょう。
ハローストレージの評判・口コミ
ハローストレージを実際に利用した人の評判・口コミを調査しました。良い評判と悪い評判に分けているので、それぞれ確認します
ハローストレージの良い評判・口コミ
- 他社ではエリア対象外だったが、ハローストレージの倉庫を見つけた
- 大型の荷物だけ配達対応してもらって利用が楽だった
- トランクハウスを利用しています。思ったよりもキレイでうれしい
ハローストレージの悪い評判・口コミ
- 他社と比べて料金がわかりにくかった
- 都心の屋内型トランクルームは少し高い印象
- 短期利用なので、初期費用がかなりネック
※上記はすべて個人の感想です。
ハローストレージの評判・口コミを見てみると、対象エリアが非常に広く、これまでトランクルームが利用したくてもできなった人が利用できるようになったと喜ぶ声も見られます。大手企業ならではの豊富なサービスで満足している人も目立ちました。
一方で、様々なサービス展開をしていることから他社と比べて料金が高く感じる方や、中小企業のトランクルームサービスと比較して少し料金が高いこと、初期費用がかかることをネックに感じている方がいました。
ハローストレージを利用する際は、長期的に利用を検討している方や、様々なサービスのラインナップから自分に適した利用方法を考えたい方にとっても向いていると言えます。これらの特徴に注意して、利用を検討すると良いでしょう。
ハローストレージを利用する手順・登録の流れ
物件を決めて申し込みをする
ハローストレージの物件一覧から契約したいトランクルームを選び、申し込みをおこないます。
契約関連書類の受け取り・返送
申し込み後、契約関連書類と契約金の払込用紙が送られてくるので、受け取りを行います。契約金の支払を行ったうえで必要事項を全て記入し、返送用封筒で書類を返送します。
契約完了・利用開始
Eメールにてダイヤル錠の暗証番号もしくは交通系ICカードの登録方法の案内があります。契約した物件によって、宅急便で送付される場合もあり、その際は、別途宅急便の伝票番号が記載されたEメールを確認する必要があります。
これでトランクルームをいつでも利用することが可能です。
まとめ
ハローストレージは業界大手のトランクルームサービスで、北海道から九州まで非常に広い範囲でトランクルームのサービスが展開しています。これまで利用が難しかった郊外エリアの方でも検討しやすい点は大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、豊富なサービスを利用できる反面、料金がわかりづらかったり、初期費用が掛かってしまうなどのデメリットがあります。これらの点に注意しながら、利用を検討してみると良いでしょう。